2022年度 ビジネスデザイナー養成講座「JSIC School」

★本コースは、全セッション(全6回)をオンライン(Zoom)で実施いたします。

i.schoolのワークショップは新規性、有効性の高いアイディアを発案することを目標としています。製品、サービス、ビジネスモデル、社会システムなど、あらゆる「手段」を対象としています。

本コースでは、会社における具体的な業務を対象に取り上げ、i.schoolのアプローチに基づくワークショップをデザインすることを体験します。このコースを通じて、イノベーションワークショップをデザインするスキルを身に付けます。特に、様々な業務に対して、どのようにすればそれぞれの業務の特性に応じて新規性を高める工夫ができるかを学びます。

目的

このコースでは新規性を生み出す4つのアプローチを体験します。新規性が求められる会社や大学の業務をテーマとして、適切なアプロ ーチを選び、ワークショップをデザインする方法を学びます。


事前課題

実現可能性は当然として、特に新規性、有効性の高いアイディアの発案が求められる会社の業務を1つ提出する。

※詳細はお申込後、個別にご案内します。


プログラム&日程

セッション①(4/19【火】 19-22時):「企業と大学の連携による社会課題解決策のデザイン」をテーマとして、ニーズxテクノロジーによるワークショップを体験する。
セッション②(4/26【火】 19-22時):「超高齢化社会におけるニーズ把握」をテーマに、エクストリームユーザーアプローチによるワークショップを体験する。
セッション③④(5/14【土】 10-17時):③「インターンシップのイノベーション」をテーマに、バイアスブレイキングアプローチによるワークショップを体験する。④「企業発イノベーション施策」をテーマに、アナロジー思考アプローチによるワークショップを体験する。

セッション⑤(5/24【火】 19-22時):各自が取り上げるイノベーションワークショップを活かすべき業務に対して、イノベーションワークショップを設計する。
セッション⑥(5/31【火】 19-22時):設計した結果を各自発表し、それぞれに対して講評する。ワークショップの設計方法のまとめを行う。

受講条件

4セッション以上を受講すること。記録動画の視聴だけだは受講扱いとはなりません。

受講方法:Zoom(ウェブ会議システム)

申込み方法

コース22-1は全セッションを終了いたしました。同コースは2023年4月開講予定です。

ご質問などございましたら、info<at>jsic.or.jpまでお願いいたします。(<at>は@に変えてご使用下さい。)


★本コースは、全セッション(全6回)をオンライン(Zoom)で実施いたします。

アイディア発想ワークショップ(以下、WS)の成否はその準備にかかっています。WSのプロセスのデザインと、WSで用いる事例の収集が結果の8割を決めていると言っても過言では ありません。

本コースでは、「モチベーションを育む体験のデザイン」をテーマとしたアナロジー思考アプローチ、「Afterコロナのニーズ把握」をテーマとした未来シナリオアプローチを取り上げ、WSで用いる事例の集め方を学びます。

目的

このコースではWSで用いる事例の集め方を学びます。アナロジー思考アプローチのWSでは、当該テーマの手段をアナロジーで発想するための他分野における手段事例を集めます。未来シナリオアプローチでは、当該テーマにおける思い込み等のバイアスを崩すような、社会変化の予兆と思われる事例を探します。

事前課題

(1) 日本の農業に関する資料と消費者の情報を生産者に伝える手段に関する事例を読む。(セッション①まで)

(2) 配布事例を参考に、高いモチベーションを持った人物を探し、モチベーションが高まることのきっかけとなった体験、経緯等に関する資料を準備します。(セッション②まで)

プログラム&日程

セッション①(6/21【火】19-22時):「農業の未来」をテーマとして、アナロジー思考によるミニWSを体験し、用いた事例の役割を理解する。
セッション②(6/28【火】19-22時):モチベーションが高まった体験等の事例を分析し、事例の評価を行う。モチベーションの理論に基づき、類似体験の収集方法を学ぶ。

セッション③④(7/9【土】10-17時):③収集した事例を用いてWS「モチベーションを育む体験のデザイン」を体験する。④ミニWS「 Afterコロナのニーズ把握」を体験し、WSで必要となる事例の収集方法を学ぶ。
セッション⑤(7/19【火】19-22時):収集した事例を分析・評価し、WSで用いる事例を選別するとともに不足の事例の収集方法を学ぶ。

セッション⑥(7/26【火)19-22時):WS「 Afterコロナのニーズ把握」を実施し、得られたニーズから、収集した事例の評価手法を学ぶ。

受講条件

4セッション以上を受講すること。記録動画の視聴だけだは受講扱いとはなりません。

受講方法:Zoom(ウェブ会議システム)


申し込み方法

お申込みは既に締め切っております。たくさんのお申込みありがとうございました。

尚、同コースは2023年6月開講予定です。


<重要>開講スケジュールが一部変更になりました。ご了承ください。

★本コースは、全セッション(全6回)をオンライン(Zoom)で実施いたします。

「人生100年時代」がバズワードとなっています。年金支給開始年齢が70歳、75歳に引き上げられることを想像すれば、人生100年時代がどれほど大きな社会変化につながるかは明白です。働き続けなければならなくなるという単純な話ではなく、新たな価値観やニーズを生み出すはずです。

本コースでは、人生100年時代におけるニーズをエクストリームユーザーワークショップ(以下、WS)によって特定し、ヒット商品、サービスをデザインするワークショップを対象とします。エクストリームユーザーWSとは、未来の予兆と考えられる生き方をしている人を分析することにより、未来社会におけるニーズを把握する方法です。


目的

このコースではグループワークの状況を分析し、問題点の特定、やり直しの設計を行う統括的分析の方法を学びます。統括的分析とやり直しを何度か繰り返すことで、アイディアの質が高まることを体験します。


事前課題

①人生100年時代の予兆と考えられる生き方をしている人を探し出し、その人に関する情報を収集する。必ずしもインタビュー調査を実施する必要はない。

「イノベーションを生むワークショップの教科書 i.school流アイディア創出法」堀井秀之(日経BP 2021)を購読する。


プログラム&日程 

セッション①(10/25【火】19-22時):WS 1stサイクルの実施 事前課題として収集されたエクストリームユーザーの情報を分析し、人生100年時代に顕在化するニーズを抽出、アイディア発想・共有・評価。
セッション②(11/1【火】19-22時):総括的分析、問題分析、解決の方向性の検討

セッション③(11/8【火】19-22時):WS(ワークショップ)2ndサイクルの設計、実施

セッション④(11/15【火】19-22時):3rdサイクルの設計(※)

セッション⑤(11/22【火】19-22時):WS 3rdサイクルの実施(※)

セッション⑥(11/29【火】19-22時):WS 3rdサイクルの評価、コース総括


※セッション③④の開講日が当初予定(11/12【土】10-17時)から変更になっております。ご了承ください。


受講条件

4セッション以上を受講すること。記録動画の視聴だけだは受講扱いとはなりません。

受講方法:Zoom(ウェブ会議システム)




【概要】

イノベーションワークショップの成功はワークショップのプロセスの設計、用いる事例等の情報だけでなく、ワークショップの最中におけるファシリテーターのフィードバッ クに大きく依存している。ワークショップの参加者は、ファシリテーターのインストラクションに従い、グループワークに没頭する。インストラクションに適切に従って作業が進んでいる場合、ファシリテーターが積極的に介入し、フィードバックを与えるタイミングは限られている。
どのようなタイミングで、どのようなフィードバックを与えるかはファシリテーターが判断し、実行することであり、その判断によってグループワークの質は大きく左右され、アウトプットアイディアの質や、参加者に対する教育効果、参加者の能力向上は大きく異なる。
本コースでは、JS21-3またはJS20-3で実施されたワークショップの結果を題材として、ファシリテーターが行うべきフィードバックのタイミングと内容を習得する。

【目的】

このコースではイノベーションワークショップにおけるフィードバックの方法を習得する。

【事前課題】

JS20-3の投影資料、APISNOTEのワークシート(該当チーム:Cチーム)を閲覧し、チームのワークショッププロセス、結果を振り返る。

【日程・プログラム】

セッション①6/7(火)19-22時:評価マトリクスに対するフィードバック
セッション②6/14(火)19-22時:総括的分析1に対するフィードバック
セッション③④6/25(土)10-17時:
 ③:総括的分析2、再試行の設計に対するフィードバック
 ④:再試行に対するフィードバック
セッション⑤7/5(火)19-22時:アイディア精緻化に対するフィードバック
セッション⑥7/12(火)19-22時:最終プレゼン、振返りに対するフィードバック

【概要】

 イノベーションワークショップの機能は、①新規性・有効性の高い手段アイディアの創出、②参加者のマインドセット・モチベーションの向上、適切な組織文化の醸成にある。
②は①のために重要であるだけでなく、構成員の幸福感、やりがい、組織への帰属意識を高めるものである。チームワークの質は②の機能を果たすために支配的な役割を果たす。
 本コースでは、チームワークをテーマとして取り上げるが、最適なチームワークとはどのようなものか、どのようにチームワークの質を高めることができるかは、正解のない
問いであり、研究的側面が不可欠である。i.school/JSICで開発されたチームワーク見える化ツール、teamvis を活用することにより、チームワーク分析の方法を学ぶとともに、
最適なチームワークのあり方を模索し、チームワークを改善する関与の方法を見つけ出すというファシリテーターの成長の方法を身につける。
 JSIC School 21-3またはJSIC School 20-3で実施されたワークショップのデータを分析することにより、チームによるチームワークの違い、ワークショップの進行にともなう
チームワークの変化を分析する。次にワークショップを実施し、参加者、分析者という立場で計測、分析を行う。分析結果に基づいてワークショップの振返りを行い、
チームワークのあり方、チームワークを改善するための参加、関与の方法を検討する。

【目的】

このコースではチームワーク分析の方法を学ぶとともに、最適なチームワークのあり方を模索し、チームワークを改善する関与の方法を見つけ出すという
ファシリテーターの成長の方法を身につける。

【事前課題】

チームワークに関する参考書籍を読み、チームワークに関する理解を深める。
参考書籍:チームワークの心理学:エビデンスに基づいた実践へのヒント (2014) マイケル・A・ウェスト 著 

【スケジュール&内容】

セッション①:9月6日(火)1900-2200 チームワークに関する知見、チームワーク見える化の解析方法
セッション②:9月13日(火)1900-2200 チームワーク見える化の解析結果の分析
セッション③④:9月24日(土)1000-1700 
 ③_ワークショップ(テーマ1)の実施、計測:A参加者、B計測者
 ④_ワークショップ(テーマ2)の実施、計測:A計測者、B参加者
セッション⑤:10月4日(火)1900-2200 計測、解析結果の分析、解釈
セッション⑥:10月11日(火)1900-2200 最適なチームワークのあり方、チームワークを改善する関与の方法の検討