★本コースは、全セッション(全6回)をオンライン(Zoom)で実施いたします。

i.schoolのワークショップは新規性、有効性の高いアイディアを発案することを目標としています。製品、サービス、ビジネスモデル、社会システムなど、あらゆる「手段」を対象としています。

本コースでは、会社における具体的な業務を対象に取り上げ、i.schoolのアプローチに基づくワークショップをデザインすることを体験します。このコースを通じて、イノベーションワークショップをデザインするスキルを身に付けます。特に、様々な業務に対して、どのようにすればそれぞれの業務の特性に応じて新規性を高める工夫ができるかを学びます。

目的

このコースでは新規性を生み出す4つのアプローチを体験します。新規性が求められる会社や大学の業務をテーマとして、適切なアプロ ーチを選び、ワークショップをデザインする方法を学びます。


事前課題

実現可能性は当然として、特に新規性、有効性の高いアイディアの発案が求められる会社の業務を1つ提出する。

※詳細はお申込後、個別にご案内します。


プログラム

セッション①:「企業と大学の連携による社会課題解決策のデザイン」をテーマとして、ニーズxテクノロジーによるワークショップを体験する。
セッション②:「超高齢化社会におけるニーズ把握」をテーマに、エクストリームユーザーアプローチによるワークショップを体験する。
セッション③:「インターンシップのイノベーション」をテーマに、バイアスブレイキングアプローチによるワークショップを体験する。
セッション④:「企業発イノベーション施策」をテーマに、アナロジー思考アプローチによるワークショップを体験する。
セッション⑤:各自が取り上げるイノベーションワークショップを活かすべき業務に対して、イノベーションワークショップを設計する。
セッション⑥:設計した結果を各自発表し、それぞれに対して講評する。ワークショップの設計方法のまとめを行う。


日程(2021年)

セッション①:4月13日(火)19:00~22:00
セッション②:4月20日(火)19:00~22:00
セッション③④:5月15日(土)10:00~17:00
セッション⑤:5月25日(火)19:00~22:00
セッション⑥:6月1日(火)19:00~22:00

受講条件

4セッション以上を受講すること。記録動画の視聴だけだは受講扱いとはなりません。

受講方法:Zoom(ウェブ会議システム)

申込み方法

コース21-1のお申込みは締め切りました。

ご質問などございましたら、info<at>jsic.or.jpまでお願いいたします。(<at>は@に変えてご使用下さい。)


★本コースは、全セッション(全6回)をオンライン(Zoom)で実施いたします。

アイディア発想ワークショップ(以下、WS)の成否はその準備にかかっています。WSのプロセスのデザインと、WSで用いる事例の収集が結果の8割を決めていると言っても過言では ありません。

本コースでは、「モチベーションを育む体験のデザイン」をテーマとしたアナロジー思考アプローチ、「Afterコロナのニーズ把握」をテーマとした未来シナリオアプローチを取り上げ、WSで用いる事例の集め方を学びます。

目的

このコースではWSで用いる事例の集め方を学びます。アナロジー思考アプローチのWSでは、当該テーマの手段をアナロジーで発想するための他分野における手段事例を集めます。未来シナリオアプローチでは、当該テーマにおける思い込み等のバイアスを崩すような、社会変化の予兆と思われる事例を探します。

事前課題

(1) 日本の農業に関する資料と消費者の情報を生産者に伝える手段に関する事例を読む。(セッション①まで)

(2) 配布事例を参考に、高いモチベーションを持った人物を探し、モチベーションが高まることのきっかけとなった体験、経緯等に関する資料を準備します。(セッション②まで)

プログラム

セッション①:「農業の未来」をテーマとして、アナロジー思考によるミニWSを体験し、用いた事例の役割を理解する。
セッション②:モチベーションが高まった体験等の事例を分析し、事例の評価を行う。モチベーションの理論に基づき、類似体験の収集方法を学ぶ。
セッション③:収集した事例を用いてWS「モチベーションを育む体験のデザイン」を体験する。
セッション④:ミニWS「 Afterコロナのニーズ把握」を体験し、WSで必要となる事例の収集方法を学ぶ。
セッション⑤:収集した事例を分析・評価し、WSで用いる事例を選別するとともに不足の事例の収集方法を学ぶ。
セッション⑥:WS「 Afterコロナのニーズ把握」を実施し、得られたニーズから、収集した事例の評価手法を学ぶ。


日程(2021年)

セッション①:6月15日(火)19:00~22:00
セッション②:6月22日(火)19:00~22:00
セッション③④:7月3日(土)10:00~17:00
セッション⑤:7月13日(火)19:00~22:00
セッション⑥:7月20日(火)19:00~22:00

受講条件

4セッション以上を受講すること。記録動画の視聴だけだは受講扱いとはなりません。

受講方法:Zoom(ウェブ会議システム)


申し込み方法

コチラからお申し込み下さい。(お申込期限:2021年6月2日【水】18:00)



★本コースは、全セッション(全6回)をオンライン(Zoom)で実施いたします。

「人生100年時代」がバズワードとなっています。年金支給開始年齢が70歳、75歳に引き上げられることを想像すれば、人生100年時代がどれほど大きな社会変化につながるかは明白です。働き続けなければならなくなるという単純な話ではなく、新たな価値観やニーズを生み出すはずです。

本コースでは、人生100年時代におけるニーズをエクストリームユーザーワークショップ(以下、WS)によって特定し、ヒット商品、サービスをデザインするワークショップを対象とします。エクストリームユーザーWSとは、未来の予兆と考えられる生き方をしている人を分析することにより、未来社会におけるニーズを把握する方法です。


目的

このコースではグループワークの状況を分析し、問題点の特定、やり直しの設計を行う統括的分析の方法を学びます。統括的分析とやり直しを何度か繰り返すことで、アイディアの質が高まることを体験します。


事前課題

①人生100年時代の予兆と考えられる生き方をしている人を探し出し、その人に関する情報を収集する。必ずしもインタビュー調査を実施する必要はない。

「イノベーションを生むワークショップの教科書 i.school流アイディア創出法」堀井秀之(日経BP 2021)を購読する。

プログラム

セッション①:WS 1stサイクルの実施 事前課題として収集されたエクストリームユーザーの情報を分析し、人生100年時代に顕在化するニーズを抽出、アイディア発想・共有・評価。
セッション②:総括的分析、問題分析、解決の方向性の検討
セッション③④:WS 2ndサイクルの設計、実施、3rdサイクルの設計
セッション⑤:WS 3rdサイクルの実施
セッション⑥:WS 3rdサイクルの評価、コースの総括を行う。


日程(2021年)

セッション①:9月28日(火)19:00~22:00
セッション②:10月5日(火)19:00~22:00
セッション③④:10月16日(土)10:00~17:00
セッション⑤:10月26日(火)19:00~22:00
セッション⑥:11月9日(火)19:00~22:00


受講条件

4セッション以上を受講すること。記録動画の視聴だけだは受講扱いとはなりません。

受講方法:Zoom(ウェブ会議システム)


申し込み方法

準備が整い次第、ご案内いたします。ご質問などございましたら、info<at>jsic.or.jpまでお願いいたします。(<at>は@に変えてご使用下さい。)

★本コースは、全セッション(全6回)をオンライン(Zoom)で実施いたします。

 新市場・新顧客を対象とした破壊的イノベーションと既存市場・既存顧客を対象とした持続的イノベーションではアイディアの創出の方法も、仮説検証の方法も異なっています。

 ハーバードビジネススクールの故クレイトン・クリステンセン教授は「イノベーションのジレンマ」のなかで、「⼤企業が既存顧客のニーズに対応するのに⻑けており、まだ市場規模の⼩さい段階で新顧客のニーズを捉えることができないことが、大企業が破壊的イノベーションを起こすことができない理由である」と説明しています。持続的イノベーションに対する仮説検証の方法を押し付けることで破壊的イノベーションを殺してきたのかもしれません。

 本コースでは、破壊的イノベーションに対する仮説検証の方法を習得します。未来の新市場・新顧客を対象とした新規事業のアイディアに対して、いきなり仮説検証をすることは不可能です。まず、プロトタイプ事業、導入事業、本格事業を設定し、プロトタイプ事業を設計することが第一歩となります。

目的

このコースでは破壊的イノベーションに対する仮説検証の方法を習得します。

事前課題

 65歳以上の高齢者人口は、2025年には3,657万人(30.3%)2055年には3,626万人(39.4%)になることが予想されています。2055年にスーパー・アクティブシニアの比率が仮に65歳以上高齢者の10%になるとすれば、2055年に360万人のスーパー・アクティブシニアが出現することになります。

 事前課題として、2055年のスーパー・アクティブシニアを対象とした商品、サービスのアイディアを用意してください。アイディアの創出方法は各自お考えください。以下に考え方の一例を示します。

(1)既存のありとあらゆる商品、サービスに対して、スーパー・アクティブシニアが求めるか、どのように変えればスーパー・アクティブシニアが求めるようになるか考える。その中から、スーパー・アクティブシニアのニーズが高いものを選ぶ。

(2)次に、現在は存在しないが、スーパー・アクティブシニアが求めるであろう商品、サービスを考える。

プログラム

セッション①:アイディア評価

事前課題で提出したスーパー・アクティブシニア向け商品・サービスのアイディアを評価して、チームで取組む商品、サービスを決定する。

セッション②:プロトタイプ事業、導入事業、本格事業の設定

プロトタイプ事業、導入事業、本格事業の時期、事業規模、想定収益を設定する。プロトタイプ事業が満たすべき要件を明確にする。プロトタイプ事業の仮説検証のために必要な情報を明らかにし、情報収集の計画を立てる。

セッション③:プロトタイプ事業の詳細設計

セッション④:プロトタイプ事業の仮説検証

セッション⑤:プロトタイプ事業の事業計画策定

セッション⑥:プロトタイプ事業の事業計画の発表、フィードバック、総括

日程(2021年)

セッション①:5月13日(木)19:00~22:00
セッション②:5月20日(木)19:00~22:00
セッション③④:6月12日(土)10:00~17:00
セッション⑤:6月24日(木)19:00~22:00
セッション⑥:7月1日(木)19:00~22:00

受講条件

JSIC Advanced Schoolは、JSIC Schoolの全3コースの受講を修了され、i.school検定2級認定者の方がご受講いただけます。

6セッション中、4セッション以上参加することを受講の条件といたします。記録動画の視聴のみでは受講とはなりません。

申込み方法

コチラよりお申込み下さい。

ご質問などございましたら、info<at>jsic.or.jpまでお願いいたします。(<at>は@に変えてご使用下さい。)


★本コースは、全セッション(全6回)をオンライン(Zoom)で実施いたします。

概要

 イノベーションワークショップの成否の90%はテーマ設定にかかっていると言っても過言ではない。テーマの設定は経験的な部分も多く、方法論化することは難しいが、以下のような事項を検討するのが一般的である。

①イノベーションが必要とされる事柄であり、革新的なアイディアが生み出されることが期待できること。

②ワークショップの参加者にとって魅力的であること。

③ワークショップの主催者にとって望ましいアウトカムが期待されること。

①については、詳細な検討が必要となる。例えば、農業は近い未来に大きなイノベーションが確実に起こる分野ではあるが、アグリテックと呼ばれる最先端科学技術の適用は既に多くの試みがなされており、革新的なアイディアを生み出すことは難しい。農業の未来シナリオに関するバイアスを発見し、それを崩すことが革新的なアイディア創出に必要である。

 本コースでは、過去のi.schoolのワークショップテーマを分析し、テーマが満たしている基準を導き出す。その結果を踏まえて、ありふれていない未来シナリオを設定するバイアスブレイキングワークショップを体験する。これらの結果を踏まえて、自らワークショップのテーマを設定し、設定されたテーマの評価を行う。

目的

このコースではイノベーションワークショップのテーマを設定する方法を習得する。

事前課題

過去にi.schoolで実施されたイノベーションワークショップの概要集を読む。

プログラム

セッション①(10/14):テーマ設定

セッション②(10/21):テーマ分析結果に基づくテーマ設定方法の検討

セッション③④(11/13):未来シナリオの作成、未来シナリオにおけるバイアス崩し、ありふれていない未来シナリオ作成

セッション⑤(11/25):ワークショップテーマの設定、評価

セッション⑥(12/2):ワークショップテーマの発表、フィードバック、総括

受講条件

JSIC Advanced Schoolは、JSIC Schoolの全3コースの受講を修了され、i.school検定2級認定者の方がご受講いただけます。

6セッション中、4セッション以上参加することを受講の条件といたします。記録動画の視聴のみでは受講とはなりません。